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麦について
野菜は同じ種類(同じ科)のものを連続して同じ農地で育てると、発芽不良や生育不良などの連作障害を起こすことがあります。これは、土に含まれる栄養分や土の中に生息する菌や病害虫などの量に偏りがでてしまうためだと考えられています。春作と秋作で育てる野菜の種類を変えるなどの対策が一般的です。
弊社でもキャベツの大規模栽培を始めると同時に、連作障害を防ぎ、土づくりを考えていく必要がありました。
そこで、畑の様子を見ながら、春作、秋作共にキャベツを栽培する農地、また、春作キャベツの裏作として、麦を秋作に栽培する農地を作りました。このような二毛作を行うことで、土の成分の偏りを緩やかにします。麦の収穫後は麦わらを土の中にすき込むことで、空気や水の通りが良くなり、より健康的な豊かな農地になります。
もち麦は、噛むともちっと、ぷちっとした歯ごたえのある麦です。お米と一緒に炊いても美味しいですし、湯でてサラダなどに混ぜるのも、おすすめです。食物繊維とビタミンが豊富に含まれており、美肌効果や快便効果などが期待できます。また、その食物繊維の豊富さで、腹持ちが良く、ダイエット効果もあるといわれています。
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