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​​飼料作物について


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現在、コロナ禍、地球温暖化、国際紛争などによる飼料価格の急激な高騰のため、国内の畜産農家の経営が圧迫されています。

畜産農家が、自分たちで家畜のえさとなる飼料栽培を始めようとしても、必要な農業機械や労働力を確保し、生産に新規で取り組むのは難しい現状です。

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​一方、vegetaでは大規模な農地と豊富な栽培経験、日ごろから農作業に従事する専門社員がいます。

しかし、大規模化の結果、野菜に連作障害が出ることに悩まされていました。
​そこで、連作障害対策、また今までに栽培していなかった期間の畑の活用として、地元畜産農家の要望に応え、飼料作物(デントコーン)の栽培を始めました。

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地元酪農家など、畜産農家へ納品し、反対に家畜の糞尿から作る有機たい肥を分けていただきます。vegetaは畑の地力向上と収益向上、畜産農家は地元で安定した飼料が手に入るようになるという仕組みです。

地域内資源循環により安定した経営を図り、令和7年にはvegeta本社のある、庄原市内の6割以上の搾乳牛に供給できる見込みです。

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栽培では播種、収穫、ラッピングのために専用機械を購入。収穫後はラッピングをします。

初年度の2022年は、ラッピング後のロールをイノシシに襲われたり、台風で収穫間近のデントコーンが倒れていまったり、苦労もありましたが、品種や栽培、保管方法を改善し拡大に努めます。
 

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